「発達障がい・強迫性障がい」の体験談

当事者の内藤英俊です。初めまして。

障害は、ADHDのADD(注意欠如型)の発達障がい、OCD(強迫性障がい)の不潔恐怖症です。

また障害では無いのですが、父親不在型のAC(アダルト・チルドレン)でもあります。

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「自閉スペクトラム症」は、物心つく前の小学校までに気付かなくても、中学から雑多な集団生活が続くようになるに従って、周囲との「違和感」から困難が出てきます。
私は、高校に進学してから、級友が成長していく変化に私自身がついていけなくなり、気づけば「雑談ができなくなっている」ことに気付きました。
大学に入ると、講義のテストは答案に書くだけで163単位取得できるので卒業はできるのですが、その成績と「社会性の必要な就職活動」とは無関係のため、その点で苦労しました。

「グループ面接」や「ディスカッション」、人事の「質疑応答」の言葉など臨機応変を求められる「コミュニケーション能力」になると、日本語がカタコトになって不採用が続いてしまいました。
一般的な人は、物心つくころから「コミュニケーション能力」が無意識に会得されているのだと思うのですが、私はこの点でつまづいてしまいました。

毎日しんどい学生時代。

私は中学も高校も卒業してからは一度も級友に会っていません。

ADHDの「注意欠如(ADD)障がい」は、
天然ボケ、話を聞いていない、不思議ちゃん、外部からの刺激で注意散漫、唐変木、指示が理解出来ない、といった特徴があります。

それから、地元の方言が苦手。

ADHDとして、被害・加害者としての何らかの交通事故を起こす確率も1.5~4倍、健常者より多いというデータもあります。

「不器用」という点では、
野菜の皮剥きピーラーで指が切れたりやゲーム機などのボタンを押しすぎボタンが潰したり、書道のとき筆圧が強すぎで字がデカすぎたり滲んだり濃すぎて読めなかったり、消しゴムで消したところが破けるというように、多くの場面で今も影響が出ています。

私が思うADHDの適職には、
パソコン好きならSE(システム・エンジニア)などのIT業界、
彩色やファッションといった芸術系統が得意ならデザイン業界。
あとは、博士課程に進んで学者や資格を取得して専門性を活かすなど
「好き」を生かす職業がお勧めだと思っています。

私は、猫好きなので、猫カフェオーナーになってみたいと思っています。

 

当事者として世の中に訴えたいことは、
コミュニケーション能力がなくおっちょこちょいでも、
多様性を認めてみんなで協力しながら手を取り合える人が増えてほしいです。

育児では、やはり「褒めて」育ててあげて欲しいです。
苦手よりも「良いところ」をどんどん伸ばしてあげて欲しいな、と思います。

内藤英俊

(※朝倉美保により、加筆修正を加え、掲載させていただいております)