「障がいを生かした働き方。」

こんにちは、朝倉 美保です。

雑誌「きらり。」編集長でもあり、
「(株)みのりの森」の代表取締役でもある私。

初めての方もおられると思うので何度も書きますが
私は「発達障がい」であり「精神障がい」です。


うつ病を発症したのは、24歳の時。
一言で言ってしまえば、働きすぎてしまいました。

いくつも「責任者」をし、プロジェクトリーダーにもなり、
さらに新しい部署の立ち上げ。

寝る時間を削るしか方法がないくらいの仕事量。
気づけば休みなく会社に行っていました。

そして、うつ病に。

詳しくは、著書「わたしは発達障がいカウンセラー」参照。


その後、10年以上、うつ病が治らないことから
32歳の時、原因を調べるために検査入院をしたら
「発達障がい」と診断されました。

と、いうことは、
「発達障がい」の二次障がいとして「うつ病」を発症した、
ということなんですね。

今での診断名は
「発達障がい」注意欠如・多動症( ADHD)、自閉スペクラム症
「精神障がい」双極性感情障がい
となっています。


「障がい」を持ちながら働くことは、大変なことです。

まずは、「障がい」を
オープンにして働くのか、
クローズにして働くのか、でも変わってきます。

わたしもかつて、クローズで働いていました。

しかし、「人間関係」でつまづき、
1ヶ月程度でやめてしまうことも多かったです。

しかも、「体力」がとにかくありません。

人間関係に気遣いながら、
コミュニケーションも気をつけながら
自分の精神を保ちながら
仕事をしなければならないのです。

少しでも嫌がらせをされたり(相手は思っていない)
負担の大きいことをさせられたりすると
もう、心が折れてしまいます。

そして、やがて「起き上がれなくなる」状態になり
休職になります。

わたしは「クローズ」にして何社も働きましたが
無事やり遂げられた仕事は1つです。

短期の派遣の仕事で、
好きな仕事しかしなくてよく、人間関係もとても良かったところ。

短期派遣のその仕事は、何度でもやり遂げることができました。

そして、「会社で働くこと」は「諦めました」。


でも、生活していくためには「働かなくてはいけません」。

そこで、今までの「働き方」を見つめ直しました。
何で失敗して、何で成功したのか。

そうしたら、
「好きなこと」「やってみたいこと」であれば
どんなに大変なことがあってもやり遂げようとできていることに気づきました。

そして、何社も渡り歩いたことで「スキル」「経験」も増していました。
失敗してやめてしまったけれど、わたしの中に残るものはあったのです。


では、具体的に「何をどうしてみたいのか?」を考えました。

答えは「夕方から働ける仕事ならできる。」ということでした。

うつ病は、特に午前中しんどく、午後になるほど元気になります。
わたしは、その特徴を仕事に活かすことにしたのです。

そして、「夕方から働ける仕事」を考えました。

答えは、接客業、塾の講師、家庭教師でした。

接客業は、「大きな声何かをいう」のが苦手で無理だと思いました。
塾の講師は、大学時代に「集団授業」で病んでしまったので無理だと思いました。

そうしたら「家庭教師」か!

と決めたら、一直線です。
問題集を買い集めて復習したら、すぐに始めました。

そうしたら、なんと「向いていました」。

初めは、16時以降の仕事しかしませんでしたが、
年月が経つにつれて、体調も整っていき、
14時以降の仕事もできるようになりました。

そして、「不登校」の生徒や「精神的に弱い」生徒を受け持つようになり
「発達障がい」であることを少しずつ「オープン」にしていきました。

勇気はいりましたが、
ご両親や生徒に言ってみても変わらずに接してくれました。

逆に、頼りにしてもらえるようになりました。

こうして、
わたしは「障がい」を「オープン」にするようになりました。


働き方は様々な方法があります。

アルバイト、短期派遣、長期派遣、契約社員、正社員、
個人事業主、法人化して社長になる

わたしは、全部体験しています。

そして、「個人事業主」を経て「社長」になりました。


今までで一番合っていたな、と思う働き方は「個人事業主」です。

(社長じゃないのかい!)

障がい者が「障がい者枠」以外での働き方でおすすめなのは
個人事業主です。

体調も自分次第。
睡眠の関係も自分次第。
責任も自分次第。

誰かに言われてする仕事ではないので、
プレッシャーのかかり方が違うんです。


なぜ「障がい者枠」で働かなかったのか?

というと、
単調な上に、賃金も少ない仕事で、
障がい者の集まりの独特な雰囲気に馴染めなかったからなんです。

デイサービスに通ったこともあるのですが
障がい者の集まりにはどうしても馴染めませんでした。

なぜか、みんな、自虐的で、下向き。(全員ではないですよ)
普通に働くことを、どこかで諦めているんです。

そして、みんなお金に困っている。

雰囲気は、ドヨーンとしていました。

障がいの状態によっては、「障がい枠」でないと働けない場合はあります。
それは、わたしから見てもわかるくらいに。

それは、仕方がないと思うんです。

でも、「お金を稼ぎたい」と思いながら「諦めている」姿には
どうしても共感できませんでした。


なんとか、働ける状態であるならば、
工夫さえすれば、どんな形でも普通に働けるんです。

うつ状態であっても、発達障がいでも。

今は、「企業に求める」働き方、が言われていますよね。
それも必要なことではあると思うんです。
「特性」の能力をどう生かすか、で働けるんです。

でも、集団が苦手で、
どうしても企業で働けない場合もあるわけです。
そんな時に、お勧めしたいのは「起業」です。

どんな形でもいいので。


7月2日(日)大阪 西九条駅前にて
「障がい者の個人事業主・法人講座」14時〜16時

を開催します。

「障がい者」の方でなくても大丈夫です。
会社に馴染めないな、と思いながら過ごしている人がいるなら
参加してみてはいかがでしょうか?

参加費:3500円
締め切り:24日0時
申込:メール info@minorinomori.co.jp


「障がい者」の働く環境を変えていきたい。

そのために、わたしは「社長」にもなってみましたし、
雑誌「きらり。」やこの「みのり。」の運営をしています。

体験しなければ、わからないことがたくさんあります。

わたしのいろんな体験が、
「障がい者」雇用の何かにたく立つならお伝えしたいと思っています。

 

自分の環境は、自分で変える。

自分の未来は、自分で変える。

今の自分も、自分で変える。

「障がい者だから」と甘えない。
頼らないといけない時には、頼りますけどね。

ただ、
子どもの頃のように、親に頼っていたらいいだけではないと思うんです。

高機能だから、強いから、とか、そんなことは関係ありません。
自分がどう「自律」「自立」したいか、だと思います。

挑戦してみたい人は、ご相談に乗りますよ。

 

朝倉 美保