「梅雨と発達障がい」

紫陽花が美しく咲き、空気に雨の気配を感じる頃になると、「あーそろそろだなぁ」と思います。
あ、皆さんこんにちは。
子どもの暮らしアドバイザー・心理カウンセラーの前田マリアです。

そろそろだなぁ。と思うこと。
それは、梅雨の時期の発達障がいの子どもたちの
「どうしようもなさ」をさします。毎年のように、この時期は
「学校に行きたくない」「身体の調子がなんだか良くない」「頭が痛い」「身体が重い」「子どものパニック症状が酷い」「泣き叫んで、泣き止んでくれない」「いつもだったらなんでもないことにつまづく」「子どもが常にイライラしてる」。などなど、出るわ出るわ(笑)

梅雨特有の発達障がいあるある。

発達障がいの子どもたちの中にも様々な子どもたちがいて、
天気には全く左右されない子もいますが、
私が見ている子どもたちには、多いなぁと感じているのが現状です。

発達障がいの子どもたちと、定型発達の子どもたちの大きな違いは「感じ方」にあります。

痛みに鈍感だったり敏感だったり。
味や音、光や皮膚感覚が鈍感だったり敏感だったり。

様々な「感じ方」が違うため、発達障がいの子どもたちは日々生きづらく、感じていることが伝わりにくいので、パニックを起こしたり、緘黙になってしまったりを繰り返します。この目に見えない感覚は、言葉では説明しにくく、梅雨特有の低気圧。
どんよりとした重い空気。じめじめした気配。
そんなものが、たくさんたくさん、身体にのしかかっているように感じているのではないでしょうか?姿勢をまっすぐ保てず、グニャリと座ったり、横たわったり、帰宅した途端、玄関にバッタリ倒れ込んでしまったり。
もう、軟体動物を飼っているのかと思うほどのグダグダっぷりです。もう、こればっかりはお天道様次第の天気。日本に生まれついたからには、梅雨は存在して当たり前なので、過ぎ去るのを待つしかありません。

ですが、この時期、私が注意していることを少しだけお話しします。

まずは食事です。
普段でも敏感な舌はより一層敏感を極めることが多く、出汁の種類はもちろん、鍋の種類まで当てられる始末です(笑)。
この時期は、食べられるものを食べられるだけ
「簡単には死なんだろう 笑」と、母も腹をくくり、ある程度は好きにやらせます。後は、常日頃から気をつけていることなのですが、交感神経優位タイプの発達障がいの子は、無理矢理にでも電池を切らせること。
つまり、休息をしっかり取らせ、早く休ませることです。
何が何でも早く寝かせて、早起きさせるだけで、自ずと自律神経は整います。
自律神経の乱れやすい梅雨は、特に気をつけています。最後は、好きなことをやる時間を増やすこと
発達障がいの子は時に、好きなことはいくらでもやれる集中力を見せてくれます。つまり、好きなこと=こだわり行動。こだわり行動を徹底追及することで、彼らの心身は安定します。好きなことができるから、頑張れる。我慢が先ではありません。以上の三つに気をつけながらも、梅雨の過ぎ去るのを待っています。
夏の暑さも苦手なようですが、梅雨に比べれば可愛もの。

気をつけてあげられることは、気をつけてあげれば良いのですが、天気ばかりは仕方ないのですよね。
身体の辛さは本人にしかわかりませんが、乗り越えるのも本人です。

できるだけのケアをしながら、そっと見守るしかありませんよね。

前田マリア